やばっ!!風邪引いたかも・・・!!
でも、一人暮らしだし、普段から料理もしないし、困った・・・
こんな時、タダでさえしんどいのに慣れない料理なんてできないししたくないし、できればコンビニにあるものだけで風邪に効果的な食事を手軽に用意できないか?ってなりますよね。
そこで今回は、引きはじめの風邪に一人で立ち向かうあなたも、料理は全然出来ないけど大事な人を看病したいあなたも必見の、ひきはじめの風邪に効く食事をコンビニだけで揃える為のお買い物テクを徹底的に調べてきました!
コツは「温める」「水分」「消化の良さ」
コンビニで買える風邪用の食事なんて、レトルトおかゆとゼリーくらいなもんでしょ?味気ないけど仕方がないよね><なんて思っちゃってませんか???
甘い!!甘いっすよ!!
コンビニで普通に買えるものをごく簡単に組み合わせるだけで、おいしくて、ちゃんと栄養もとれて風邪に効く、立派な食事ができるんです。
まず押さえておきたいポイントは、
- とにかく体を温める
- 十分な水分補給
- 消化のよい食べ物
この3つ。
ポイントを押さえて賢くコンビニ看病しちゃいましょう。
<とりあえず買っておきたい鉄板アイテム>
- マスク
- 冷えぴた
- うがい薬(あれば)
- スポーツドリンク(多めに買う)
- 箱ティッシュ
<買っておけばどうにかなる鉄板の看病食>
- レトルトおかゆ
- チルドうどんもしくは冷凍うどん
- ウィダーinゼリーもしくはフルーツゼリー(日持ちするもの)
- プリンやアイスクリーム(濃厚なプレミアムタイプ)
- フリーズドライのワカメスープや玉子スープ
- チルド茶碗蒸し(あれば)
- パック入りポタージュスープ
<あれば何かと役立つ看病食>
- 豆腐
- めんつゆ(ストレートよりも濃縮タイプが良い)
- 玉子
- カップ酒&砂糖(玉子酒が飲める場合のみ)
- パックご飯
- カットネギ&チューブしょうが(お好みで)
- テーブルソルト(塩も置いてなさそうな家の場合のみ)
まずは鉄板モノをキッチリ押さえる
とにもかくにもコレがなきゃ!という、鉄板の看病グッズを先に押さえておきましょう。
まずはマスク・冷えぴた・うがい薬。
うがい薬は扱ってないところもあるかもですけど、なかったら塩でもいいし、ぬるま湯だってOKですから「手に入るなら」という感覚でも大丈夫。
次いで、スポーツドリンク。
詳しくは後述しますが、意識的にたくさん水分を取るつもりで多めに買っておきたいです。
栄養ドリンクに関しては、無理に買わなくていいというか、栄養ドリンクに含まれるカフェインが胃に負担をかけてしまったり、風邪薬の成分とかぶってしまったりすることがあるので注意です。
とか言いながら私もどっちかというと「風邪の時は一番高いユンケル飲んで寝るに限る」みたいなタイプなんですけどねw
箱ティッシュも忘れちゃいけません!
風邪の時は使いますからね~~なんだかんだ言っても。
コンビニですから、こういうときこそプレミアムな箱ティッシュで鼻の下がカピカピにならないようにしちゃいましょう。
買っておけばどうにかなるコンビニ看病食
例え「味気ない」と言われようがあればやっぱり便利なコンビニで買える看病食の鉄板と言えばズバリレトルトおかゆ。
卵や梅など、いろいろ種類があるけど、やっぱり汎用性の高い白粥が一番。
もし食べられなくても結構日持ちもしますしね。
あれば買っておきたいのがチルドうどん。
アルミ鍋に入って火にかけるだけで出来るあのうどんのこと。
もし、手に入らないようなら冷凍うどんでもOKですよ。
でも、残念ながらインスタントカップうどんはNGです。
添加物も多いし、「消化によく体を温める」には向きません。
よく、風邪で熱が出てから急に本気を出して「まずは食べなきゃ治るものも治らないよねー!」って、いきなりステーキとか、妙にゴージャスな食事をしようとする人がいますよねwww
でも、お肉や脂っこい料理なんかは消化するのに負担がかかり、体内の菌やウィルスをやっつけるための血液を消化にも割かないといけなくなりますから免疫システムの機能が落ちてしまいます。
もうね。しょせん風邪ですから!
今さら無理にたくさん栄養を取らなくても大丈夫ですから!!
食欲があったとしても、出来るだけ消化の良いおかゆやうどんなどをメインにして、胃に負担をかける肉や揚げ物の弁当や体を冷やすサラダなどは避けましょう。
それから、ゼリーも買っておくといいですね。
ウィダーinゼリーのようなお食事系でも、フルーツたっぷりのデザート系でもいいので、日持ちするものを選びたいです。
もし食べずじまいで終わっても日持ちするならどうにかなる!
実は意外と侮れないバランス栄養食なのがプリンとアイスクリーム。
どちらも、濃厚なプレミアムタイプがおススメ。
ハーゲンダッツとかね。いいんですよ。実は。
まぁ、主な原材料が卵と牛乳ですから、栄養価も高いし、プレミアムタイプになればなるほど余計な添加物も減っていくし。
消化もいいので胃に負担をかけないし、食欲がなくても食べられる人も多いんじゃないでしょうか。
それから、いくらなんでも毎食毎食味気ない白粥ばかりだと、さすがに飽き飽きして食欲が落ちちゃいます。
なので、1品、食欲をそそるけど消化によいメニューを加えてあげるといいですよ。
例えば、フリーズドライのワカメスープや卵スープ。
コンビニにもよりますがチルドで茶碗蒸しがあれば是非。
だしの香りが食欲をそそるし、あったかくってつるんと食べられて便利です。
もちろん、定番のパック入りポタージュなんかも食べやすく高評です。
家事をしない人でも電子レンジで作れる看病食
まぁ、レトルトおかゆは便利だけど、正直好きじゃない><
ってな時に、買っておくと意外と使えるのが豆腐とめんつゆ。
豆腐は「消化が良くて栄養価が高い」食品の代表格だし、めんつゆはうどんでも豆腐でも、ぶっ掛けるだけで料理になるスーパー調味料なんです。
ただ、めんつゆは開封したら寿命が短い(特にストレートタイプ)ので、あれば濃縮タイプが望ましいです。
それから、手に入れておくと便利なのが卵です。
卵は栄養面では完全無欠のスーパーフードですし、特に卵白に含まれるリゾチームという酵素は、体内の悪い菌を溶かしてしまうというまさに天然の風邪薬なのです。
ってか、風邪薬なんかにも使われてますけどね。
卵白から作ったリゾチーム。ま、正しくはリゾチーム塩酸塩ですけど。
冷凍うどんをレンジで温めてめんつゆをかければいつでも素うどんが食べられるし、卵をぽんと載せれば一気に栄養価がアップします。
お豆腐だってお湯で軽く茹でれば湯豆腐の出来上がりだし、こんな簡単メニューだってできちゃいます。
お豆腐に卵を落としてレンジで加熱したらめんつゆをかけて出来上がりというお手軽温やっこ。
これなら、普段料理をしない人でも簡単ですね。
もし飲めるなと思うなら、カップ酒と卵、お砂糖をあわせた玉子酒もあり。
(砂糖は1キロ買うのが多すぎるならコーヒー用のグラニュー糖でもOK)
日本酒は体を温め熟睡する効果がありますし、卵の白身に含まれるリゾチームには悪い菌を殺す効果がありますから、玉子酒って実は理にかなった風邪薬なんですよ。
ただし、飲みすぎは禁物ですからね!
あとはご飯。サトウのご飯みたいなパックご飯で十分。
卵、冷凍うどん、豆腐、パックご飯、めんつゆがあれば、雑炊だっておかゆだってうどんだって温やっこだって出来ちゃいます。
結構なレパートリーでしょ?
手に入るなら、カットネギやチューブ入りしょうがなんかがあればさらに味にバリエーションが出来るし、ネギもしょうがも風邪にはもってこいな食材です。
もし、まったく料理をしないので家に塩もない、という可能性があるなら、テーブルソルト(100円くらいのビン入りの塩)でも買っておくと安心です。
風邪の引き始めは体を温めるのが鉄則
風邪のひきはじめは、体の中に入ってきた菌やウイルスをやっつけるために、体の免疫システムが本格稼動し始める時期にあたります。
体の免疫システムが本格稼動するためには、いつもよりも高めの体温が不可欠。
体温が高ければ高いほど免疫システムはガンガンに作動できるようになります。
こんな感じで、風邪の引き始めに高い熱があるのに体がふるえて仕方がないとか、とにかく寒く感じて仕方がないというのは、免疫システムがフル稼働できるよう、わざと体温を上げさせるためなんです。
寒くて体が震えるのは、そうやって筋肉をふるわせることで熱を作り出しているからだし、寒気を感じるのは服や布団で体を温めて上がった体温を逃さないようにするため。
たとえば、風邪の時によく飲まれる葛根湯は、体を温める効果のある漢方薬で、体温の上昇をサポートすることで免疫システムのフル稼働を助けるお薬。
なので、免疫システムが働き終わり、体が汗をかいてクールダウン状態に入ってから飲んでも邪魔にしかなりません。
このように、体が体温を上げたがっている時に体温上昇を助けるように動くのが鉄則。
冷たいおにぎりやサンドイッチよりは、レトルトおかゆやチルドうどんなど、温かいもののほうがいいのです。
早め早めに意識して水分を補給する
体温が上がってきたり、風邪の菌やウィルスが原因で下痢や嘔吐をしていた場合など、脱水症状を起こしやすくなります。
ですから、十分な水分補給が不可欠。
そういえば知り合いのおっさんが「消毒じゃ~~~!!」と言いながらごくごくビールを飲んでましたけど、アルコールはダメですよ???
あと、コーヒーやお茶のように利尿作用が強いものとか刺激の強い飲み物は避け、スポーツドリンクなど体に吸収しやすいものを選びましょう。
で、「のどが渇いたから飲む」というより、「のどが渇く前に早め早めに意識して飲む」感じが望ましいので、スポーツドリンクは少し多めに買っておきたいですね。
それから、熱で消耗しているのに、キンキンに冷えたドリンクをゴクゴクと飲んでしまうと、うっかり吐いてしまうことがありますから、ぬるめ、もしくはレンジで温めたスポーツドリンクを少しずつこまめに飲むようにしましょう。
くれぐれも、お大事に!!