当サイト管理人のしーちゃんはいよいよ妊娠9ヶ月。
お腹が重くて、いつも腰がピキピキと痛み、歩くと下腹部の肉が引きつれたように痛いのです。゚(PД`q*)゚。
中でも一番辛いのは圧倒的に腰痛。
家事もおぼつかないレベルで腰が痛くて家の中すら歩けないこともしばしば。
意味もなくわめき散らしたくなる痛みなんですよ、これが!
で、あまりに痛いので買っちゃいました。
腹帯という名の骨盤ベルト。
今さら腹帯って遅い???
まぁでも、先生は「腹帯は昔の習慣の名残なのでしてもしなくてもどっちでもいい」って言ってたし。
ただし、産前産後の骨盤ベルトは必須だけどね!って話だったので、実際にお腹が大きくなってから様子を見て骨盤ベルトを選ぼうと思って余裕かましてたら先に腰痛が来ちゃった><
寝ても痛いし起きても痛い。
妊娠後期のしつこい腰痛を改善するにはどうしたらいいか、が、今回のテーマ。
妊婦を悩ませる腰痛の2大原因
妊婦の腰痛の根本的な原因は、ホルモンの影響とお腹が大きくせり出すことによる体型の変化の2つ。
妊娠すると、リラキシンというホルモンが分泌され始めます。
リラキシンは、出産の際に赤ちゃんが狭い胎盤を通り抜けやすいように、お母さんの関節の靭帯をゆるめる働きをしています。
このリラキシンの分泌が進むと、骨盤周りだけじゃなく、体中の関節を緩めてしまうので、腰痛になりやすいってワケですね。
リラキシンは、おおよそ、妊娠3ヶ月目頃から分泌がはじまり、妊娠40週ころにピークを迎えます。
つまり、ただでさえお腹が張り出してくる分、姿勢が変化して腰に負担をかけるのに、追い討ちをかけるように関節ユルユルホルモンが作動してしまう、このダブルパンチがしつこい妊婦の腰痛の原因ってワケです。
骨盤ベルトで腰痛は緩和できるか?
要するに、ホルモンで緩んだ関節に重くて大きなお腹が載ってくるので腰痛になるというのなら、骨盤を物理的に支えてあげればいいんじゃね?ってことで、腰の痛みに耐えかねて骨盤ベルトを買ってみました。(1300円のチャチな安物だけどね)
ただ、やはり腹部を圧迫するのはどうしても抵抗があるので「妊婦用」と表示のあるものにしました。
ドラッグストアとかでも、簡単に骨盤ベルトが手に入るんですけどね。
でも、力仕事とか長時間運転とかみたいな、どっちかというと腰痛用コルセットみたいなタイプだとお腹を締め付けてくるものもあるので心配ですもんね。
で、Amazonで購入し、装着してビックリ!
効くわ~~~~~!!!!!
起きて動いている間、アレだけピキピキして痛かった腰が痛くない!
歩くと引きつれて痛かった下腹部もへっちゃらなの!
安くてチャチな作りなのに、SUGEEEEEE!!!
ってかね。
ホントはちゃんとトコちゃんベルトを買おうと思ってたんだけど、産院で「一度きちんとサイズを測ったり使い方をレクチャーしてもらってから購入した方がいい」と言われたので、産前産後の本番用骨盤ベルトは相談してから用意しようと思います。
どうも、合う合わないが激しいみたいで、合う人は「すごく楽!」ってなるし、合わない人は「余計に腰痛が悪化した」とか「むくみがひどい」とか言うし。
ベルトのつけ方が悪いから腰痛が悪化しているのか、それともそもそも合わないのかもありますしね。
追記:トコちゃんベルトがまじで神だった件
産後、入院中に買いましたとも。
トコちゃんベルト2。
懸念していた通り、トコちゃんベルトには1と2があって、ちゃんと計らないと余計に悪いことになりそうで、入院中に看護師さん(助産師さん)に相談したら、その方がたまたま「トコちゃんアドバイザー」だったんです。
トコちゃんベルトは、”トコちゃんアドバイザー”なる資格?(多分講習を受けているかどうか)を持っている人が常駐する病院じゃないと販売できないそうで、トコちゃんアドバイザーを持つ助産師さんが複数いる大きな総合病院だったのが幸いし、すぐに測ってもらえました。
トコちゃんベルトには1と2があるんですけど、これは骨盤の形とか体型とかつけ心地とかでどっちがいいか変わってくるのだそうで、「2の方が新しそうだから2でいいんじゃない?」みたいなことはないそうですよ。
で、そのトコちゃんアドバイザーの助産師さんが持ってきてくれたカゴいっぱいの大量のサンプルの中から、「あなたの場合は2のMサイズですね」って選んでくれました。
ちなみに、開業医の産婦人科の場合、トコちゃんベルトの計測や付け方のレッスンが有料の場合がありますので、産婦人科で要確認です。
(でもお金払ってでも測ってもらってちゃんと習って使うべき!絶対おすすめ)
でね。
トコちゃんベルトって、付け方と脱ぎ方がすごく大事で、ここを外すとせっかくの効果が台無しになっちゃいます。
転がってつけたり外したりする方法とか、立ったままつける場合、トイレに行く時など、ちゃんとアドバイスを聞いてから使いましょう。
なぜなら、トコちゃんアドバイザーの助産師さん曰く、
トコちゃんベルトできちんと骨盤を締めていれば、お腹に余計な肉がたまらないからね
それを聞いたその日から、この追記を書いている産後9ヶ月を過ぎた今でも、毎日使ってますともトコちゃんベルト。
ってか、別の産婦人科の別のアドバイザーの方も、「トコちゃんベルトは産後3ヶ月からが勝負」って力説してましたからね。
そりゃもうしーちゃんだって必死のパッチですよ。
もう、マジックテープ部分がベロベロになりつつありますけどまだまだ使いますからね、私。
ただ、しーちゃんの場合、緊急帝王切開でお腹に傷ができちゃいまして、トコちゃんベルトをしたいけど傷口に擦れて痛い、ってのがしばらく続いたのが辛かったです。。。
骨盤ベルトは装着したまま寝るものなのか?
私が一番腰痛の負担を感じるのは、実は寝起きするタイミング。
ベッドに入る、ベッドから起きる、この動作が腰にクる><
寝転がっても起き上がってもピキピキと辛いのです。
ただ、頼みの骨盤ベルトは寝苦しいわズレるわでまったく役に立たず><
逆に却って腰痛を悪化させそうであっさり1晩でやめました。
まぁ、24時間つけっぱなしでもいけるタイプのものもあるんでしょうけどね。
では、寝起きする時の激痛はどうすればいいの?って話ですけど、やはり、大きなお腹をどうかばいながら寝起きするかが大事なようです。
腰痛にやさしい妊婦の寝方のポイント
お腹の大きな妊婦さんにやさしい寝方のポイントは、
- 四つんばいをうまく使う
- 股に物を挟み横向きに寝るシムス位を取る
です。
寝転がる時や起き上がるときは、今までのように腹筋で起き上がったり体を大きくひねったりするのではなく、腕や足をうまく使って四つんばいの姿勢をはさむと体が楽になります。
寝転がるなら立つ→四つんばい→寝転がる、起き上がるなら寝転がる→四つんばい→立ち上がる、という風に、間に四つんばいを挟むイメージ。
また、ベッドのふちを利用して、段差を使って起き上がるのも体重移動が楽です。
うまく寝転がったら、仰向けよりは横向きに寝た方が、大きなお腹が体を圧迫しないので腰痛にはやさしいです。
この時、横向きで膝を曲げ、股の間にクッションや抱き枕を挟みこんで眠るシムスの体位を取るといいですね。
シムスの体位は産院でも指導があったり、妊婦さんに配布されるパンフレット類(母子手帳についてくる付属パンフレットなど)に高確率で記載されていたりネットでもかなり情報が出回っています。
妊婦の寝方”シムス位”は逆子に影響しないのか!?
実は、腰痛がどうこう言う前に、実はうちの赤ちゃん、逆子なんです。
妊娠中期くらいまで、赤ちゃんは腹の中で好き勝手動いているので逆子なんて珍しくもなんともないらしいのですが、妊娠後期に入り、徐々に赤ちゃんが大きくなってくると、お腹の中でそんなにアクロバティックに身動きをとることができなくなってきます。
身動きが取れなくなる前に自分にとって心地よい姿勢に落ち着く、その時多くの場合は、赤ちゃんは頭の重みに素直に従い、頭を下にしてお母さんのお腹に収まりますが、中には頭を上にして見たり横向きになって見たりする子供もいるわけです。
うちの子は逆子といっても完全に上下さかさまなのではなく、横向きというか、四つんばいみたいな妙ちくりんな格好のまま、元気に蹴ったり殴ったりしてきますw
前の検診では普通に頭を下にしていたので、活発に動くうちについうっかりクルンと半回転してしまい、その姿勢が心地よくて気に入ってしまったようですね^^;
病院で、逆子ですといわれた瞬間から、逆子を直す体操や逆子に効く寝方をレクチャーされるのですが、必ず「あなたは右向きで寝てください」「あなたは左向きで寝てください」って、寝る向きの指導があります。
この右向きとか左向きといった向きは、赤ちゃんの背骨の位置で判断されます。
要するに、お腹の中で赤ちゃんがうっかりクルッと半回転して正常な位置に戻ってくれるように計算していくわけです。
お母さんのお腹をポコポコ蹴る力を利用して、クルンと前転しやすいように体位を定めるんですね。
その、逆子を直す寝方(右向きや左向き)が、妊婦の腰痛に効くシムス位にすごく似ていて、逆に「これって下手にシムス位を取ると却って逆子になったりしないのかな?」と心配になっちゃいました。
産婦人科ではちゃんとあかちゃんの背骨の位置を見て個別に指導してくれるので、腰痛がきついのでシムス位を試したいけど向きは気にしなくても大丈夫なのか、気にするなら自分はどの向きで寝るべきか、を確認した方がいいと思いますよ。
ま、そんなこと言っても寝ちゃえば無意識に寝返りだって打つし、向きなんて維持していられなくなっちゃうんですけどね^^;