突然なんですけど、靴下を干す時、どう干してますか?
つま先を上にする?下にする??
私、今まで全然違う干し方してて、生まれてこの方一度も疑問を持ったこともなかったんだけど、先日尋ねてきた友達が部屋干しの洗濯物を見ながら「靴下の干し方、変じゃない???」って言い出したんですよ。
これ。この一番右。これ私。
つま先でもなく、履き口でもなく、履き口のゴムのすぐ下をピンチで止めて干すのが我が家流。
ってか、母の代からずーーーっと、もの心ついた時からずっとこの干し方だったし、当たり前すぎて気にしたこともなかったわ!
育ってきた環境が違うから~~♪って歌があったなと思いつつ、生まれてはじめて疑問に思った靴下の干し方が今回のテーマ。
水に弱いゴムを守れ!
靴下だけじゃなく、Tシャツにせよパンツにせよ、ゴムを使った衣類を干す時のポイントはゴム部分が上になるように干すことだそう。
考えてみたら当たり前なんだけど、洗濯物の水分って、引力にしたがって下へ下へ流れていきますよね?
だから、上の方は先に水分が抜けて早く乾くし、下の方は上から流れてきた水分を受け止める分、乾くまで時間がかかります。
で、靴下やパンツのゴム部分は水分に弱く、水につけっ放しの状態だとゴムが痛んで伸びやすいんです。
濡れているだけで伸びやすいので早く乾かさないとダメってこと。
私が見た限り、靴下メーカーのホームページなんかはほとんどが「履き口を上に(ゴムを上に)」と書いていました。
ただ、個人的に、むっちゃ個人的に、履き口をピンチで止める干し方って、風が吹いて洗濯物がたなびく度にゴムがびよんびよん伸びている気がしてなんかヤダ。。。笑
ゴムがびろびろになった靴下に気がつかずに履いてしまって、歩くうちに靴の中でどんどん脱げていくあの気持ち悪さったら!!
でもこういうのって、長年の習慣を変えたくない自分がいて、自分の意見が正しいと思いたい自分とか、そういうのがむっちゃ影響してくるので、よっぽど権威のある解説かぐうの音も出ない実験データじゃないとなかなか翻意しないんだろうなwww
靴下を長持ちさせたいなら干し方だけじゃなく○○!?
基本的に、靴下メーカーや繊維メーカーなどは「干す時はゴムが上!」という意見がほとんど。
これは、Tシャツの首まわりにせよパンツのウェストにせよ、びろびろにしたくなかったら着ている状態に近い状態で干すのが一番なんだそうです。
こんな風に、Tシャツなら首元が上、パンツならウェストが上、と、着ている時と同じように干すと、ゴムへの負担が少ないそうですよ。
ただ、靴下にせよTシャツにせよ、ゴムを使った衣類のゴムは水分以外にも苦手な要素がたくさんあり、干し方に気をつける他にも長持ちの工夫はいくつかあります。
ゴムが苦手とするのは紫外線、水分、熱、油分、酸やアルカリといったものや、物理的に加えられ続ける力(ゴムが伸びた状態で長く放置する)もゴムの劣化を促します。
具体的にこれをやったらゴムが早くダメになるよという行為は・・・
- 日当たりの良い場所で直射日光に当てて干す(紫外線がNG)
- 熱風など熱くなるタイプの乾燥機で乾燥させる(熱がNG)
- 濡れた状態で長く置く(水分がNG)
- 皮脂や工業用油、食べ物の油脂など油分の付着(油がNG)
- 漂白剤を履き口のゴム部分までつけてしまう(酸やアルカリがNG)
- 履き口をくるっと丸めて保管する(物理的な力がNG)
やばっ!!心当たりどころか、どれも全部やっちゃってるんですけど!!
ってか、ゴムが伸びないようにって、丁寧に履き口を上にして干したとしても、日光がガンガンに当たっていればゴムは傷むし、かといって乾燥機に入れるものダメ、つけ置き漂白はダブルパンチでゴムを痛めつけるなんて!
しかも、靴下なんて2個イチで仕舞わないと片っぽ見つからない時のイライラは地味に精神力を削るんだよ?
2個イチで仕舞うなら2つまとめてくるっと丸める以外どうしろってーのヽ(`Д´)ノ
う~~~ん。。。思ったより繊細なのね、靴下・・・
今日からはじめる靴下長持ちのコツ
そういえば、今までゴムを上にするかどうかだけじゃなく、直射日光も乾燥機も漂白剤も気にせずやりたい放題洗濯して、しかも1足分くるっとまとめて仕舞ってきたにもかかわらず、「○○の靴下はすぐダメになる・・・」って思ったことがあってごめんなさい><
(しかもトンデモ価格の激安セール品w)
しーちゃんは心を入れ替えました!
今日からちゃんと靴下を大事にします!!
ってことで、靴下を大事にするためのお手入れポイントをまとめました。
洗うときには・・・
洗濯機で洗うときには、靴下が他の洗濯物にからまってびろびろに伸びないようにネットに入れて洗うといいです。
また、靴下を裏返しにして洗うと、靴下の風合いを損ないにくくなります。
(ツンツルテンになったり毛玉だらけになったりしないように)
ネットにまとめることで、片方だけ紛失したり洗濯機に詰まらせたりする心配も防げます。
また、ゴムを痛めたり靴下の変色や変質の恐れがあるので漂白剤の使用や長時間のつけ置きは避けましょう。
特に、ウールやシルクが入ったものを洗濯機で洗う際には「手洗いモード」や「ドライモード」を使い、高温の湯で洗わないようにしましょう。
(まだ高温の風呂の残り湯で洗う際など)
干す時には・・・
ゴムを痛めないように履き口を上にして、直射日光が当たらない日陰に干します。
ゴムだけじゃなく、靴下全体の縮みにもつながるので、乾燥機の使用は避けましょう。
仕舞う時には・・・
靴下は、ゴムが伸びた状態で長く放置するとゴムが早く傷みます。
履き口をくるっと丸める方法は確かに便利だけど、靴下には過酷な方法ですので、ゴムが伸びた状態にならないように仕舞います。
靴下のたたみ方っていろいろあるっぽいけど、そもそも靴下って、膝下までのハイソックスもあればくるぶしまでのスニーカーソックスもあるし、厚手のモコモコ靴下もあればパンプス用のちっちゃいカバーソックスもあって、厚さも長さもバラバラなんだから、どう畳んだって統一感なんて出るわけがないと思いませんか?
・・・単にそこまで気を使って片付けるのが面倒なだけだったりするんだけどw
でも、くるっと丸める方法くらい簡単に手間なく片付けられないと、綺麗な状態を保つのは厳しいと思うんですよね、私。
これは引き出し用の仕切りボックス(画像はamazonより)。
こういうケースが500円程度で買えるので、いくつか上手に使って、くるっと丸めなくても引き出しがカオスにならない工夫をしなきゃですねー。
靴下って、安さもあって「少々乱暴に扱っても平気なんだろう」って思い込んでましたけど、実はすごくデリケートな衣類だったんですね。
ホンの少し気をつけるだけで、大した手間もかからずに長持ちさせられるんだから、今日から気をつけます!!