ちょい調!

血液型と性格は無関係!?根拠が無いってどこまでホント?

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久しぶりに友達とランチの約束だったのに・・・来ない。。。
そういえば、学生時代からずっと時間や約束にはルーズな子だったわ・・・

 

んもうっ!これだからAB型はヽ(`Д´)ノ

 

ってな出来事があったんですけどね。
その話をした別の友達が、

 

血液型と性格は無関係だよ?

 

と、ごく真面目に言われちゃいました。
そればかりか、「血液型で相手の性格を決め付けるのは違法行為になる場合があるんだよ」と、これまた驚きの発言。

 

今の今まで、A型は神経質でB型はわがままでO型はおおざっぱでAB型は変わり者、という概念で生きてきたので、かなりのショックを受けてしまったのですが、血液型占いは本当に根拠がないのかが今回のテーマ。

血液型と性格の関係性を裏付ける科学的な根拠はない

案外占い好きなしーちゃんのハートを打ち砕く衝撃の事実!!
なんと、血液型で性格に差が出るという科学的な根拠はないんだそうです。

 

「あなたは~~型だから~~~な性格だ」という理論は科学的に証明できないというか、逆に、「血液型と性格の差に関連性があるとはいえない」という研究結果ならたくさんあるのだそうですよ。

 

まぁ、無いものを証明することはできないので「絶対に関連性はない」と言い切ることは科学のシステム上できませんけど、厳密に科学的なデータを基にして「血液型と性格には関係性がある」と言える研究はないそうです。

 

実際、厚生労働省は「血液型や星座と性格は科学的根拠に裏付けられたものではなく、職務能力とはまったく関係がない」として、面接に来た応募者に血液型や星座を聞いたり、履歴書に書かせたりしてはいけないと通達を出しています。

 

地味に星座占いも根拠がないんですね~~~・・・ショック。
まぁ、プライベートでちょっとした日常のエッセンスとして占いを余興だと思って楽しむのと、人生を左右する就職や結婚の判断材料にするのは意味が違いますもんね。

 

私だって「O型は大雑把」という理由で不採用になったら怒りまくるだろうし、そもそもそんなものを採用の基準にしている会社なんて信じられませんから、こっちからお断りですよ(笑)

 

あくまでも、血液型占いは、プライベートでバラエティの一種として楽しむおまじないの一種であり、そういう占いの結果を真に受けて、相手の人格を勝手に決め付けたり、ましてや採用活動の基準にするなど言語道断だ、という話です。
うん。なんか、自分でも反省。

でも、やっぱりA型は神経質・・・な気がするんだけど

悪あがきだって分かってはいるんだけど、どうしても、やっぱりA型の人って神経質で細かい人が多い気がするし、私自身、自他共に認める大雑把なO型だし、血液型占いって、オカルトだとしても案外当たってないですか???

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実は、血液型で性格の差を感じる、そのほとんどが思い込みなのだそうです。

 

人間の心理は、自分に都合のいい解釈を優先してしまうというか、基本的に自分が信じていることを否定されたくないと思う生き物です。

 

だから、小さい頃から当たり前に「A型は几帳面」という情報が周りの人やテレビなどから頻繁に入ってきて、「A型は几帳面」だと信じてしまうと、几帳面じゃないA型は受け入れられなくなるわけです。

 

例えば、ある人が今まさに部屋を片付けていたとしますね。
実は今の今まで散らかしすぎて、やばくなったから仕方なく片付けているだけなのに、掃除をしている姿を見ただけで「やっぱりA型は几帳面ね~」と思うし「A型でも散らかすこともあるのね~、珍しいこともあるわ」と思うわけです。

 

つまり「A型は几帳面」という思い込みが先に来るから、掃除中の姿を「本来のA型」「A型のあるべき姿」みたいに捉え、散らかしている姿を「珍しい行動」だと感じてしまうのです。

 

こういう、自分に都合のいい解釈をすることを確証バイアスといいます。

 

ogyaru

 

また「A型は神経質で几帳面」という思い込みは、自分自身にも影響します。
「私、A型だから几帳面・・・なハズ!!」って、本当に几帳面になっちゃうんです。

 

これ、例えば、ダメサラリーマンに高いスーツを着せて「社長、社長!」って呼んでいると、本当に社長の風格が出てきたり、ただのオレンジジュースなのにカクテルだと思い込んで飲むと酔っ払った気分になったりするアレと同じなんですかね~~???

 

ま、そもそも、占いって基本的に「誰にでも当てはまりそうな」「言われてみれば確かにそうかもしれない」ことを並べていくうちに「どうして分かるの!?そうよ、その通りなのよぉぉぉ!」と思い込ませるものです。
これをバーナム効果と言います。

 

例えば「A型は神経質で几帳面」という性格診断だって、血液型が何型だろうが、誰しも何かしら神経質になる部分はあるものだし、A型だろうがB型だろうが几帳面な人は几帳面だしずぼらな人はずぼらですよね。

 

もし、「A型は即断即決。人生で一度も迷ったことがない。その場で白黒つけなければ落ち着かないし、目の前でウダウダ悩まれるとすぐにイライラして癇癪を起こす気の短さが特徴。非常に怒りっぽく、瞬間湯沸かし器のようなヒステリーを起こすが機嫌が直るのも早く、5分後にはケロッとしている」みたいに、どう考えても誰にでも当てはまるわけじゃない診断結果なら分かりやすいんですけどね~。

 

誰だって几帳面な一面もあれば、時にはワガママだって言うし、大雑把に済ませちゃうことだってあるし、みんなと違う意見を貫く時だってあります。

 

でも、小さい頃から日常的に「~~型は~~だ」という固定概念(思い込み)を信じてきたというフィルター(色メガネ)でものを見てしまうので、「あー、やっぱA型は几帳面だねー」と思ってしまうのです。

 

これが「やっぱりA型は几帳面な人が多い気がする」の原因です。

いつから血液型で性格が決まるなんて話が広まったの?

そもそも、血液型占いはいつ頃からどこで言われるようになったんでしょうか。

 

実は、血液型占いには、すごく悲しい歴史があるんです。

 

今、私たちが普段使っているABO式血液型が最初に発表されたのは、1901年のことでした。
その当時はまだ、強烈な人種差別がはびこっており、特定の民族や障がい者を迫害したり、殺してもいいという法律を作ったりなど、今ではとてもじゃないけど考えられないような非道なことが当たり前に行われていました。

 

ABO式血液型も、人種差別の正当化のために利用されかけたもののひとつです。
そういった優生学の研究者たちは、いかにして「~~人は~~型が多いから優秀だけど、~~人は~~型が多いから劣っている」という理屈を科学的に証明して正当化しようかと躍起になっていました。

 

結局、彼らの望むような検証結果はなにひとつ得られず、第2次大戦以降、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)によって「人種による優劣の差には根拠がない」と声明が出されるなど、人種差別は国際的に禁止されていきます。

 

今では、世界的に見て、血液型と性格に関連性があるなんて思っているのは日本と、日本の文化の影響を濃く受ける韓国、台湾程度であり、ほとんどの国では血液型と性格は無関係・・・というか自分の血液型すら知らない人も多くいます。

 

事実、2011年の東日本大震災の後、復興大臣として、岩手・宮城県を訪れた松本龍元復興担当大臣がいろいろやらかしちゃった後で「私B型なので・・・」みたいな言い訳をして、海外メディアから「失敗を血液型のせいにするなんて荒唐無稽に見えるけど、日本では血液型が性格に影響すると本気で信じられている」と言われちゃってます。

 

ここね、大事だと思うんですけどね。
いろんな人種差別の問題を乗り越えて、血液型で人の優劣はつけられないよ、という国際的な流れができてもう数十年も経つのに、まだ「A型は~~だから・・・」みたいなことを言っているのって、実はむちゃむちゃ恥ずかしいことなんだなぁと感じちゃうわけですよ。

 

じゃぁ、なんで日本ではこんなに血液型占いがあふれかえっているのか?というと、1970年代、能見正比古という人が発表した「血液型でわかる相性」という本をきっかけとして、血液型で性格に差が出るという風潮が広く広まり始めたからです。

 

実はこの能見さんの研究は「私の本を買ってくれたら応募カードがついてくるからそこのアンケートに答えてね」って集めたアンケート結果を元にした理論だったので、今となっては根拠不十分とされることが多いです。

 

にもかかわらず、一度火がついた勢いはとどまるところを知らず、テレビ番組などで頻繁に血液型による性格分析が取り上げられるようになり、ブームがどんどん加熱していきました。

 

テレビ、雑誌、ヒット曲など、あらゆるメディアで「~~型は~~だ」というネタが取り上げられ、それを真に受けて問題に発展するケースも出てきたのです。

行き過ぎた血液型占いが社会問題に

1970年代に広まり始めた血液型性格診断ですが、1990年ごろになるとテレビ局がいくつも特別番組を作り、煽り立てました。

 

そういった放送を真に受けて、プロ野球チームのメンバーを血液型で決めたり、入社希望の応募者の履歴書に血液型や星座を書かせて採否の目安にしたり、血液型を理由に結婚が破談になったり、特定の血液型の子供が学校でいじめられたりなど、問題が出てきました。

 

度重なるクレームを受けて、2004年にBPO(放送倫理・番組向上機構)が「血液型は性格診断の根拠にならない」「あたかも科学的根拠があるかのような放送は問題がある」と声明を出したほどです。

ブラッドタイプハラスメントにご注意を

言われてみれば、確かにこの時期、「これだからB型は・・・」とか、「さすがO型、仕事が雑だ」などと、職場の上司によく言われていました。

 

さすがに履歴書に血液型や星座を書かせたり、血液型が評価の基準になったりはしませんでしたが、血液型が人物評価のフィルターになっていた時期は確かにありました。

 

現在では、血液型を採否の基準にしたり、人物評価の指標にしたり、「お前は~~型だからダメなんだ」みたいな発言をすることはブラッドタイプ・ハラスメントとして禁止されています。

 

血液型占いや性格診断、相性占いなど、血液型と性格を関連付ける一連のあれこれは、恋に恋する乙女の妄想程度ならかわいいものかもですが、いい大人が真に受けて仕事に持ち込むようなものではないってことですね。

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